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イタリア人も実践!バルサミコ酢の美味しい食べ方【スイーツ編】


 

ミラノからブレシアに向かうフレッチャロッサ(新幹線)車内で夕食用に仕方なく買った何の変哲もないサーモン&エビの寿司。

お値段はこれで何と約2,000円!

Wikipediaによりますと寿司の語源は;

「すし」の語源は江戸時代中期に編まれた『日本釈名』や『東雅』の、その味が酸っぱいから「酸し(すし)」であるとした説が有力である。

地域性(柿の葉、大阪など)、具材(生の魚、酢でしめた魚、油揚げ、野菜など)によって様々な寿司がありますが、やはり酢飯であることが寿司の最大の特徴と言えるようです。このように日本人にとって相当になじみ深い酢ですが、バルサミコ酢となると全くと言って良いほど食べ方って浮かんできませんよね?ということで今日は「どうせイタリア料理だけでしょ?」とスルーされがちなバルサミコ酢の、掛けるだけで美味しくなる食べ方【デザート編】をお送りしたいと思います。

 

さっそくデザートの美味しい食べ方をご紹介
これを読んで頂ければバルサミコ酢をデザートで美味しく頂くことができるようになって使い方の幅が広がりますよ~。知ってると知らないでは大違い!私としてもイタリア人が食べている方法を是非、日本の皆様にもお伝えして米酢、穀物酢のように気軽にバルサミコ酢を利用して頂きたいと思っています。

(1) イチゴ
日本のメジャーな食べ方、練乳のようにイタリア人はバルサミコ酢を掛けます。
イチゴにシャンパンが定番なのですが、イタリアなのでスプマンテに合わせて。


(2) 白桃
旬ではないですが、皮を剥いた白い桃にバルサミコ酢を少し垂らすとこんな感じ。

(3) バニラアイスクリーム
バニラアイスクリームの甘さと爽やかな濃厚なぶどう果実のマリアージュが最高です。

(4) ヨーグルト
バニラアイスクリームと同じく乳製品なので合わない訳がありません。但し、比重が重いので沈んでしまい見えにくいので掛け過ぎにご注意を。


(5) ベイクドチーズケーキ
同じく乳製品のチーズを使ったデザートにも。バルサミコ酢はブルーベリーやラズベリーのソースより酸味が少なく、ベイクドチーズケーキの風味が引き立ちます。

 

どんなバルサミコ酢でもデザートが美味しくなるワケじゃない!
ご紹介させて頂いた食べ方は私ももちろん実践済で今までご案内させて頂いたお客様にも美味しかった!とのお声を頂戴しております。但し、本日ご案内した食べ方にはどんなバルサミコ酢でも合うワケではなく「ぶどうだけを使ったバルサミコ酢」がおすすめです。デザートに合うバルサミコ酢のポイントは大きく分けて3点あります;

1.ぶどう果実だけを原料としているのでデザートに馴染みやすい。

2.ワインビネガーを加えて熟成させているタイプが多い中、ぶどう果実だけを熟成させているので尖った酸味が少ない。

3.ドロッと濃厚でシロップ、ハチミツなどの甘味料に似ていて掛けやすい。

 

コレがデザートに合うバルサミコ酢だ!
バルサミコ酢は、酢に馴染み深い日本人にはとっつきやすい調味料だと思いますので、この機会にまずはデザートからお試ししてみてはいかがですか?

ぶどうだけを使ったバルサミコ酢はビオイッシモでもお取り扱いしています。

今後、デザート以外の食べ方についてもご案内させて頂きます!

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伊勢丹・三越に出店して分かった催事の上手な使い方


百貨店の売り場には固定の「常設」と期間限定の「催事」の大きく分けて2種類があります。催事と言ってまず筆頭に挙げられるのは特定エリア・場所の名産品を販売する物産展で食品が主流です。電車のつり広告などでもよく見かける「北海道物産展」、「全国駅弁大会」のようなアレです。普段、ほとんど百貨店には行かないのに物産展の広告を見ると行ってみたくなるという方も多いと思いますので催事が来店のきっかけにもなっているのでしょうね。言われてみれば百貨店の催事フロアーはほとんど上層階にあることが多いのでせっかく催事に来たんだからついでに別のフロアも見てみようかとなるでしょうしね。物産展の対象エリアは日本国内だけはありません。国ごとに旬の食材や最新ファッションを集めた「〇〇展」(〇〇には国名が入る)という催事もあります。私たちは取扱商品が全てイタリア産であることから、2017年9、10月に開催された伊勢丹新宿店、銀座三越のイタリア展(正式には銀座はイタリアフェア)に初めて出店させて頂きました。

〇の中の筆文字は創業時からのトレードマークのようです。



こちらは2010年に増床になった銀座三越新館。インバウンド消費がひと段落ついているようなことも聞きますが銀座の街はまだまだ中国人や韓国人などのアジアからの観光客が多い気がしますね。



今回は三越伊勢丹ホールディングスの旗艦店3店舗(伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越)のうちの2店舗で、中でも日本一の売り上げを誇る伊勢丹新宿店のイタリア展は日本最大級と言っても過言ではなく、私もかつて何度か訪問したことがあり、レアな食材をゲットしていました。今回は出展者だったのでお買い物全く無しだったのが残念でしたが、百貨店催事に出店してみて分かったお客様にとって「コレ使える」というポイントを纏めてみました。ちなみにこの画像は伊勢丹新宿店の様子。



 

百貨店催事を有意義に楽しむには?

【その1】比較的空いている開店直後or調味料は食事時を狙いましょう

空いている時間帯は販売員に色々質問しながらじっくり決められます。特に平日で天気の悪い日だとホントに空いています(笑)。逆に土日祝日の日中はかなりの大混雑になり、十分なご説明をさせて頂けない場合もございます。また、調味料に限ってはホントに不思議なことに食事時になるとなぜか空いてしまうことが多いのでこの時間帯もお勧めです。店頭から拝見した限りでは空腹時には無意識にボリュームのある食品を品定めされているように感じます。スーパーマーケットで節約するには空腹で行かないこと!とかよく言われているので同じ理屈かも知れません。

 

【その2】販売員に美味しい食べ方を説明して貰いましょう

まだ巷に溢れていない商品は勿論のこと、お馴染みであってもせっかくの機会なので美味しい食べ方を聞いてみて下さい。特に調味料はそれだけで食べることの無い食材で、食べ方次第で評価が変わってきてしまいます。私たちもせっかくお買い上げ頂いたのに使い道が分からずに結局キッチンの「オブジェ」になりませんよう、もしお時間があればご説明させて頂くようにしております。お買い上げ頂いたお客様のinstagramの中にも「熱心な販売員さんがいるココにしました」とコメントを頂戴しておりホント嬉しい限りです。

 

【その3】気になる食材は遠慮なく試食しましょう

気になる食材は遠慮なく味見してみて下さい。ちょっと違うかなと思われたら次のお店に行ってしまって良いのですから。特に私たちが扱うような調味料については普段、あまり気にしたことが無い方も多いかと思いますので、色々なお店が一堂に会する催事で試食して決めるのは絶好の機会かと思います。そういえばバルサミコ酢が苦手というお客様が試食してみたらイメージしていたバルサミコ酢と違って美味しい(SUPREMO)とお買い上げになり、後日プレゼント用にと再来店頂いたこともありました。

 

催事とネットの使い分けで楽しく、ラクにお買い物

今、百貨店が苦境に立たされていて日本全国で店舗の閉鎖が相次いでおり、その主な原因はAmazonを筆頭とする私たちのようなネット通販の台頭によるものと言われています。
ネット通販を運営している私たちが言うのもなんですが、やはり実際に手に取って、試食をして商品を感じることができるという点では確かに百貨店にアドバンテージがあると思います。「百貨店催事の上手な使い方」は実際に手に取れる催事ならでは。一方、既に知っている商品については(重い商品ならなおさら)ネット通販でラクに届けてもらうという選択肢が浮上します。私たちは2011年頃からアメリカで注目されているオムニチャンネルという環境を目指したいと考えています。

Weblio辞書によれば;https://www.weblio.jp/content/オムニチャネル

オムニチャネルとは、実店舗やオンラインストアをはじめとするあらゆる販売チャネルや流通チャネルを統合すること、および、そうした統合販売チャネルの構築によってどのような販売チャネルからも同じように商品を購入できる環境を実現することである。(中略)オムニチャネルの「オムニ」とは「すべての」「あらゆる」という意味をもつ。いくつかの販路を組み合わせて提供する取り組みはマルチチャネルとも呼ばれるが、オムニチャネルはあり得る全ての販路を統合することに焦点が置かれている。

年に数回の百貨店催事では、場合によってはネットには出ていない新商品も含めて自由にご試食をして頂いたり、食べ方を知って頂く場にしたいと考えています。そして味が分かったお客様は今後はネットでまたご注文を頂き、新商品が出てくる次回の百貨店催事が近づいてきたらご案内してまたご来店頂く。このようにウェブ販売と百貨店催事が補完していける仕組みを作っていきたいと思っております。
ということで3月にも新宿、銀座ではありませんが、首都圏の百貨店催事に出店予定です。詳細については別途、お知らせします!

 

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原料が同じワインビネガー・バルサミコの味がまったく違う理由


 

ワインビネガーは私たちが普段よく使う米酢と同じようにさらっとしていて一見何の変哲もないツーンとした香りがする調味料。一方、バルサミコといえばドロッとしていて甘酸っぱく、イタリア料理に使われることが多い調味料です。ちょっとプルーン(って判りにくくてスミマセン。)みたいな感じがしないでもない。見た目も風味も違うワインビネガーとバルサミコは両方ともぶどうから作られる果実酢というカテゴリーに分類されます。ところが風味が全くと言って良いほど異なっているのでその理由について調べてみることにしました。

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※白ワインビネガー。この画像だけで酸っぱさが・・・

 

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※こちらはバルサミコ。ドロッとした感じ。隠し味的に使う。

 

酢を作る途中でアレになる?!

まず、その前に私達が目にする酢には穀物酢、米酢、そして先ほど書いたワインビネガーやアップルビネガーなどの果実から作る果実酢などがあります。これらの酢には大きく分けて醸造酢と合成酢の2種類がありますが、通常、お酢作りといえば醸造酢を指すのでこっちを説明します。醸造とは原料を発酵させて酒類やその他食品を製造することです。で、醸造酢はザックリ言ってしまうとある原料をアルコール発酵させて「酒」を経由して酢酸菌を加えて更に発酵させて酢になる食品です。よってある原料が米と麹だったら日本酒経由の米酢に、ある原料がぶどうだったらワイン経由のワインビネガーになると。でもそれだったら酢も作っている酒蔵がある筈だと思ってネットで調べてみると結構ありました。しかし、酒蔵が酢作りを手掛けるようになったいきさつを読むと昔は酒蔵の酢作りは業界のタブーのようでした。

 

ワインビネガーとバルサミコの違い

両方ともアルコール発酵を伴って酢に至るプロセスを踏んでいますが、出来上がりはかなり違います。

(1)ワインビネガー
原料であるぶどうを搾り、発酵させてワインを作り、それをベースに更に酢酸菌の働きで酢酸発酵させた醸造酢

(2)バルサミコ
原料であるぶどうを搾り、加熱・煮詰めてぶどう濃縮液(モスト・コット)は灰汁を取る作業を経て酵母と酢酸菌の働きで発酵と酢酸発酵を同時に始めます。その後、樽に何度も入れ替えて熟成させた醸造酢

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※樽の中で熟成(イメージ画像)

ワインビネガーは原料であるぶどうをすり潰して発酵させてワインを作って更に発酵させて酢を作るのに対し、バルサミコはぶどうをすり潰してから加熱して煮詰め、大きい樽から小さい樽へ何度も入れ替えながら発酵させるところが異なります。バルサミコは煮詰めている分、水分そのままのワインビネガーに比べてドロッとした食感でぶどう本来の甘味を強く感じます。また濃縮させて樽で時間をかけて熟成させているのでワインビネガーと比べて少量なのに非常に高価なものが多いのでしょう。

 

オリーブオイルとは逆に長期熟成させたバルサミコは貴重です。http://blog.bioissimo.jp/blog/4932/

Posted by Bioissimo on 2015年6月29日

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