伊勢丹・三越に出店して分かった催事の上手な使い方


百貨店の売り場には固定の「常設」と期間限定の「催事」の大きく分けて2種類があります。催事と言ってまず筆頭に挙げられるのは特定エリア・場所の名産品を販売する物産展で食品が主流です。電車のつり広告などでもよく見かける「北海道物産展」、「全国駅弁大会」のようなアレです。普段、ほとんど百貨店には行かないのに物産展の広告を見ると行ってみたくなるという方も多いと思いますので催事が来店のきっかけにもなっているのでしょうね。言われてみれば百貨店の催事フロアーはほとんど上層階にあることが多いのでせっかく催事に来たんだからついでに別のフロアも見てみようかとなるでしょうしね。物産展の対象エリアは日本国内だけはありません。国ごとに旬の食材や最新ファッションを集めた「〇〇展」(〇〇には国名が入る)という催事もあります。私たちは取扱商品が全てイタリア産であることから、2017年9、10月に開催された伊勢丹新宿店、銀座三越のイタリア展(正式には銀座はイタリアフェア)に初めて出店させて頂きました。

〇の中の筆文字は創業時からのトレードマークのようです。



こちらは2010年に増床になった銀座三越新館。インバウンド消費がひと段落ついているようなことも聞きますが銀座の街はまだまだ中国人や韓国人などのアジアからの観光客が多い気がしますね。



今回は三越伊勢丹ホールディングスの旗艦店3店舗(伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越)のうちの2店舗で、中でも日本一の売り上げを誇る伊勢丹新宿店のイタリア展は日本最大級と言っても過言ではなく、私もかつて何度か訪問したことがあり、レアな食材をゲットしていました。今回は出展者だったのでお買い物全く無しだったのが残念でしたが、百貨店催事に出店してみて分かったお客様にとって「コレ使える」というポイントを纏めてみました。ちなみにこの画像は伊勢丹新宿店の様子。



 

百貨店催事を有意義に楽しむには?

【その1】比較的空いている開店直後or調味料は食事時を狙いましょう

空いている時間帯は販売員に色々質問しながらじっくり決められます。特に平日で天気の悪い日だとホントに空いています(笑)。逆に土日祝日の日中はかなりの大混雑になり、十分なご説明をさせて頂けない場合もございます。また、調味料に限ってはホントに不思議なことに食事時になるとなぜか空いてしまうことが多いのでこの時間帯もお勧めです。店頭から拝見した限りでは空腹時には無意識にボリュームのある食品を品定めされているように感じます。スーパーマーケットで節約するには空腹で行かないこと!とかよく言われているので同じ理屈かも知れません。

 

【その2】販売員に美味しい食べ方を説明して貰いましょう

まだ巷に溢れていない商品は勿論のこと、お馴染みであってもせっかくの機会なので美味しい食べ方を聞いてみて下さい。特に調味料はそれだけで食べることの無い食材で、食べ方次第で評価が変わってきてしまいます。私たちもせっかくお買い上げ頂いたのに使い道が分からずに結局キッチンの「オブジェ」になりませんよう、もしお時間があればご説明させて頂くようにしております。お買い上げ頂いたお客様のinstagramの中にも「熱心な販売員さんがいるココにしました」とコメントを頂戴しておりホント嬉しい限りです。

 

【その3】気になる食材は遠慮なく試食しましょう

気になる食材は遠慮なく味見してみて下さい。ちょっと違うかなと思われたら次のお店に行ってしまって良いのですから。特に私たちが扱うような調味料については普段、あまり気にしたことが無い方も多いかと思いますので、色々なお店が一堂に会する催事で試食して決めるのは絶好の機会かと思います。そういえばバルサミコ酢が苦手というお客様が試食してみたらイメージしていたバルサミコ酢と違って美味しい(SUPREMO)とお買い上げになり、後日プレゼント用にと再来店頂いたこともありました。

 

催事とネットの使い分けで楽しく、ラクにお買い物

今、百貨店が苦境に立たされていて日本全国で店舗の閉鎖が相次いでおり、その主な原因はAmazonを筆頭とする私たちのようなネット通販の台頭によるものと言われています。
ネット通販を運営している私たちが言うのもなんですが、やはり実際に手に取って、試食をして商品を感じることができるという点では確かに百貨店にアドバンテージがあると思います。「百貨店催事の上手な使い方」は実際に手に取れる催事ならでは。一方、既に知っている商品については(重い商品ならなおさら)ネット通販でラクに届けてもらうという選択肢が浮上します。私たちは2011年頃からアメリカで注目されているオムニチャンネルという環境を目指したいと考えています。

Weblio辞書によれば;https://www.weblio.jp/content/オムニチャネル

オムニチャネルとは、実店舗やオンラインストアをはじめとするあらゆる販売チャネルや流通チャネルを統合すること、および、そうした統合販売チャネルの構築によってどのような販売チャネルからも同じように商品を購入できる環境を実現することである。(中略)オムニチャネルの「オムニ」とは「すべての」「あらゆる」という意味をもつ。いくつかの販路を組み合わせて提供する取り組みはマルチチャネルとも呼ばれるが、オムニチャネルはあり得る全ての販路を統合することに焦点が置かれている。

年に数回の百貨店催事では、場合によってはネットには出ていない新商品も含めて自由にご試食をして頂いたり、食べ方を知って頂く場にしたいと考えています。そして味が分かったお客様は今後はネットでまたご注文を頂き、新商品が出てくる次回の百貨店催事が近づいてきたらご案内してまたご来店頂く。このようにウェブ販売と百貨店催事が補完していける仕組みを作っていきたいと思っております。
ということで3月にも新宿、銀座ではありませんが、首都圏の百貨店催事に出店予定です。詳細については別途、お知らせします!

 

カテゴリー: オリーブオイル, バルサミコ酢, 試食&試飲   パーマリンク

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