イタリアの大学が開発した塗るオリーブオイルで食パンの食べ方が変わる?!


 

 

日本で朝食と言えばごはん派とパン派の2派に分かれると思いますが、後者の場合、食パンはかなりメジャーな存在です。名古屋のモーニングではドーンと4枚切りの食パンが主流だったり、戦場カメラマンの渡部さんは海外取材に出る時にはふわふわの柔らかい日本の食パンをお土産に持っていくと喜ばれるいう話をきくと、日本には独特の食パン文化があるんだなと感じます。そんな食パン好きな日本人にとって朗報かも・・・な記事をOLIVE OIL TIMESで見つけました。

komeda

※名古屋のモーニング!!(コメダのサイトよりお借りしました)

 

オリーブオイルを食パンに塗る?!

食パンに付けるものと言って思い出すのは何でしょうか?
バター、マーガリンを使う場合が殆どでしょう。塗らない方もいるかもしれませんが、少なくとも時間を置いてから食べるサンドイッチを作る場合には野菜などを挟む際の水分が徐々にパンに染み込むのを防ぐ意味でもバター、マーガリンなどの油脂を塗ることが多いと思います。しかし、私はサンドイッチを食べる時にはいつも「オリーブオイルを食パンの表面に塗って作れないものなのかなあ。でも液体なので食パンの表面に塗ってもスーッと染み込んでしまい、見た目や持った時に手が汚れないかという点などでマイナスになるよなあ。」と、思っていました。トーストにしても焼いた面になかなかオリーブオイルを付けて食べにくいですしね。(と言っても私はいつも気にせず付けてますww)そんな気持ちが伝わったのか(間違いなく伝わってないw)イタリア・カラブリア州(イタリア半島のつま先部分)にあるカラブリア大学で塗るオリーブオイルを開発したようです。

 

お茶の水博士そっくりの教授らによる開発

待てよ…なんか似た商品をどこかで見たことあるなと。でもその商品の原材料を見るとオリーブオイル以外にグリセリンエステルと書いてありました。東京都福祉保健局によるとグリセリンエステルとは水と油のような、本来混じり合わないものの境界面で働いて、均一な状態を作る作用を持つ「乳化剤」の一種です。乳化剤としての使用のほかに、起泡剤、豆腐用消泡剤、デンプンの品質改良剤など、様々な用途で使用されているとのことで、もちろん食品として問題は無いです。この場合、オリーブオイルをペースト状にするために加えているのでしょうね。OLIVE OIL TIMESによれば海外で既に発売されているオリーブオイル「ペースト」でもやはりオリーブオイルだけではなく他のオイルなどと混合されているようです。カラブリア大学の研究では乳化剤を使わないでペースト化したことが新しいようです。同大学Bruno de Cindio教授と研究室の発表によれば、「オルガノゲル化」という結晶化プロセスの新しい技術(オリーブオイルに含まれる脂質の構成を変える)を使って見た目の質感を変え、それ自身がオイルから緩いゼリー状の物質に転換させていくようです。具体的には第1段階で緩いジェル状になり、第2段階でクリーミーなペースト状になるとのことで、オリーブオイルに何か別の物質を加えるということでは無いようです。この新技術は特許も取っているようでこれを使用して既にスプレッドタイプのオリーブオイルを2種開発したようです。OLIVE OIL TIMESの記事にもありますが、イタリア国有放送会社Raiの地域ニュースの中でお茶の水博士似のBruno de Cindio教授と研究室メンバーへのインタビュー動画がありました。(但し、全編イタリア語!!)



オリーブオイルに何も加える事無く、塗りやすいペーストになるのであれば後は本来のオリーブオイルの風味がどれだけ活かされているのかなど非常に興味深いです。塗りやすくなったけど美味しさが損なわれてしまっては元も子もないですからね。

もしもこの新しい技術を使った新商品を試す機会があったら是非、食パンに塗って感想をレポートします!!

 

ありそで無かった塗るオリーブオイル!!http://blog.bioissimo.jp/blog/4908/

Posted by Bioissimo on 2015年6月21日

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