オリーブオイルの国、スペインとイタリアの関係とは?! | オリーブオイルソムリエ&マスターオーガニックコーディネーターの「ビオイッシモ」

オリーブオイルの国、スペインとイタリアの関係とは?!

オリーブオイル生産量の世界第1位はイタリアだと思われがちですが、実はスペインだってことをご存知でしたでしょうか?そして生産量世界第1位のスペイン最大の輸出相手先は何とイタリア!!イタリアだって巨大生産国なのに・・・これってどういうこと??ということで調べてみました。

 

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日本のオリーブオイル輸入は1位イタリア、2位スペイン

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※International Olive Councilよりお借りしました

上記、地図によれば以下のような内容を読み取ることができます。
  • 2012年合計輸入数量53,949トンのうちEUが93%と殆どを占める。
  • 日本では毎年1位イタリア、僅差で2位スペインと競っているが、2007/8から2012/13でスペインのシェア40%→44%、イタリアのシェア50%→48%に減少しており、スペインとイタリアの差が縮小しているのが判る。
 

 

スペインの輸出相手国ダントツ第1位のイタリアの謎

スペインで生産されたオリーブオイルの輸出相手先はこのようになっています。

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※スペイン大使館経済商務部資料よりお借りしました

第1位のイタリア。今年も多くのオリーブオイルがイタリアに輸出されているそうです。 この謎を解くカギを見つけました。日経BP社、エキストラバージンの嘘と真実「メイド・イン・イタリー」のまやかし によれば、イタリアではスペインで生産されたオリーブオイルを瓶に詰め、瓶詰め地がイタリアのため合法的にイタリア産として販売されているようです。ということは日本でスペイン産とイタリア産の数量が拮抗しているように見えますが、イタリア産のうち実際はスペイン産のオリーブを使っているものも含まれているということなのです。但し、農園での摘み取り、搾汁、瓶詰めまで一気通貫で行っていればその点は心配ないのではと思います。