オリーブオイルの保管方法について | オリーブオイルソムリエ&マスターオーガニックコーディネーターの「ビオイッシモ」

オリーブオイルの保管方法について

通常オリーブオイル農園では酸化しにくい状態で搾油したオリーブオイルを貯蔵タンクにて保管、瓶詰めして出荷します。いつでも美味しく召し上がるには開栓後に正しい方法で保管することが重要です。

 

オリーブオイルの瓶の形状、色にはワケがある

オリーブオイルは酸素、光、熱に曝されると酸化しやすくなり、不快な臭いが出てきます。オリーブオイル瓶の注ぎ口は伝統的なコルクや、すぐに出てこないような複雑な形状のプラスチックになっています。どちらも保存している間に空気に触れて酸化することのないようにという配慮によりそのようになっています。光についてはやはり酸化防止のため遮光性の高い瓶を使っていますが、安価なオリーブオイルの中に透明のペットボトルに入っているものもあります。

 

オリーブオイルの保管上の注意

皆さんはオリーブオイルを開けた後はどうやって保存しているでしょうか?よくある保存方法が

・心配だから念のために冷蔵庫

・他の調味料と一緒にキッチンの流しの下

・収納しやすい戸棚の奥

 

どれもベストとは言えないのです。 好ましいオリーブオイルの保管方法はこんな感じです。(参考資料:オリーブオイル・ソース(http://www.oliveoilsource.com)というオリーブオイルを化学、テウスティング、製造面からとらえた情報を提供するサイト。「エキストラバージンの嘘と真実」という本でも参考サイトとして紹介されています。)

 

・ヒーターのような熱源から離して暗い密閉容器に入れて戸棚などで保管する。戸棚でも意外に熱い場所がありますので要注意です。キッチンの流しの下も熱が篭っている場合には要注意です。

・光、熱がダメだからと言って冷やしておけば良いだろうと冷蔵庫に入れてはいけません。冷蔵庫に入れるとオイルが凝固(固まる)し、常温にすれば液体に戻りますが、使う度にそのプロセスを繰り返しているとオリーブオイルの品質を損ねてしまいます。

・注ぎ口の周りにオリーブオイルが垂れた場合にはよく拭きとってから栓をすること。

 

海外には大容量保存容器がある!!

海外では大容量で買ったオリーブオイルをFustiという容器に入れて保存する方法があるそうです。(右上の画像)Fustiとはピカピカに磨かれたワイン、ミルク、オリーブオイルに使われるステンレススチールの容器でハンドルとネジ蓋が付いたミルク缶に似ています。Fustiはオリーブオイルを保存するのに一番良い方法で栓を閉める前に小さいスプレー缶から不活性ガスを注入するそうです。この容器を使う場合にはこの容器は頻繁に開けないように。毎日使う用に2~3本の瓶詰めを用意しておくと良いとのこと。